播磨共創未来コネクト
地域住民×デジタルノマドが織りなす持続交流の未来
アイデアシート
- ステップ1:現状と理想の「ギャップ」を明確にする
- ステップ2:現状と理想の「ギャップ」の解決策を具体化する
- ステップ3:「自分事」として取り組む理由の再確認
- ステップ4:アイデアを事業にするための「名付け」
ステップ1:現状と理想の「ギャップ」を明確にする
今ある姿(=現状)と目指す未来(=理想)を具体的にし、そのギャップを埋める「解決方法」を考えるために記入いただいた内容です。
【1】今ある姿 [現状: As Is] 今の解決したい「お困りごと」は何ですか? 「誰が」「どのように」困ってますか? | ←−−−−−−−−−−−−→ 【3】現状と理想の ギャップを埋める解決方法 【1】【2】のギャップを埋める解決策は何ですか?「誰が」「何を」することで解決できますか? | 【2】目指す未来 [理想: To Be] 現状に対して、あるべき未来・目指す姿(=理想)はどのような状態でしょうか? |
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「誰が」 兵庫県は観光立県を目指しているが、、、 ・播磨地域など地方自治体・行政 ・飲食店、スーパー(小売店) ・交通機関、物流 ・農業従事者、伝統工芸、産業の担い手 | 「誰が」 ・誘客の勉強会 参加メンバー ・地元自治体・行政 ・地元企業・事業者 ・地域住民 ・デジタルノマド(<外国人、日本人>長期滞在希望者) | ナラティブ・ブランディングで、播磨を「語れるまち」にする 地域の文化資産を活用し、ユニークな価値(食・伝統・アクティビティ)が楽しめる体験型サービスをパッケージ化し、安定した収益構造を構築し、経済波及効果を最大化させる 企業とノマドが共創する場を提供し、地域発のイノベーションを生み、地元資源を活用した新しいビジネスや雇用を創出する ・長期滞在できる環境整備(空き家活用<宿泊施設・ワークスペース・交流拠点>) →安定したネット環境やコミュニティ ・若者やノマドと住民が自然に交流できる場をつくり、地域の魅力を再発見 ・小中学生が世界の働き方や異文化に触れる機会を増やす、英語習得で仕事の選択肢を増やす ・地元住民との交流機会が豊富で、仕事だけでなく文化・人との関わりが充実 |
「どのように」 神戸市さえ観光客の7人に1人しか宿泊しない、神戸・姫路も通過点 ・地方に(日本、海外)観光客がいない→御城印販売は全国、香港からも来店 認知されれば可能性がある ・若者の転出 ・やりがいを感じられない人が多い ・子育て中は、働ける環境が少ない | 「何を」 ・観光よりも「体験型」「サステナブル」「シェアする旅」の若い世代が求める旅の新しい価値観の視点での誘客を行う →ここから取り組む 以下は段階的に追加 ・「日本の地方に行きたい」という潜在ニーズがあるので、それを引き出す仕組み構築 ・AIや観光DX、多言語化・情報発信の強化 ・ニーズを的確に把握する調査・実証を行う ・地域事業者の間で連携を進める ・「関係人口」として継続的な関係を築く ・宿泊・仕事環境の情報を整備する |
ステップ2:現状と理想の「ギャップ」の解決策を具体化する
現状と目指す未来のギャップを埋めるための具体的なアイデアとして、要素別に構造的に洗い出していただいた内容です。
【4】資金源 解決策を裏付ける資金は「誰が」拠出しますか?「なぜ」そのお金を出してくれるのですか? | 【5】技術・ノウハウ 解決策を裏付ける技術・ノウハウは何ですか? 「どうやって」それが可能となりますか? また、その解決策が「他(他社・他の方法)よりも優れている点」は何ですか? | 【6】人材 解決策を実行する人的リソース 「人材」はどのように考えていますか? |
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「誰が」 協力・協賛の事業者が保有している資産(ヒト、建物、ネットワーク、情報)を活用して、既存の施設でラピッドプロトタイプ社会実験を実施 | 「どうやって」 オープンソースの仕組みをベースに、予約および交流サイトを構築 | 勉強会メンバー中心に社会実験を実施 情報発信・告知 行政と民間、市民グループの連携 地域の若者・女性の活用(ガイド・イベント運営) 専門家の伴走支援(ノマド誘客戦略アドバイザー) デジタルノマドの経験者招聘(実際に滞在しながら発信) 空き家活用 情報提供:行政、町内会などの地域 建築の専門集団:古民家再生協会 協力者(今後は拡大) うなぎ職人など出張料理人の協力 共感者の小学校教頭や教諭 将来は播磨デジタルノマド特区? |
「なぜ」 既設の民泊施設など、資産を活用することで、最小限の費用でスタート。 サイト構築、SNS発信、実施している地域との連携を中田(マイスタ加古川) 古民家民宿(稲美町の知人、5組ほど民泊起業予定) | 「他よりも優れている点」 加美町 杉原和紙 稲美町 古民家民宿、シャインマスカット、倭小槌、明治前期の国営播州葡萄園の歴史 加古川市 ルアー製造、千代の湯、西条古墳群60基あった、加古川日本毛織物社宅群 佐用町 コミュニティ(コワーキング、fab、棚田)との連携 |
ステップ3:「自分事」として取り組む理由の再確認
企画力や事業性は後で育てられますが、「なぜその人がやるのか」という納得感と熱量だけは他人が作れません。自分自身に向き合って、正直に、誠実に、ご記入いただいた内容です。
【7】あなたがこのアイデアを考えるようになったきっかけや原体験は? ※実際に目にしたこと、悩んだこと、憤ったこと、心が動いた出来事など | ●出産・結婚前には、東京の雑誌社で編集、CDジャケットのデザインをしていた人がコワーキング利用者にいるが、活躍できる舞台が少ない ●2023年11月ごろから地方を含む各地のコワーキングに、デジタルノマドが訪問されているが、観光資源が少なく認知度のない地域では問い合わせもない ●アートでまちおこし「まちかどミュージアム」のHPや冊子作りをサポート。クリエイター(TV番組の人間国宝さん)=人財が多い地域 |
【8】今の地域や社会について、 「このままではいけない」と感じていることは? ※その中でも、特に「どうにかしたい!」と思っていることを教えてください | ●神戸市の観光客7人につき宿泊者1人だけ。通過点。東播磨地域では統計データもない。●20代の転出が多い →播磨地域のヒト・モノ・情報の資源・資産を再認識して、自分のできることで喜ばれる経験値を増やす。地方からでも仕事を創出できること、自信を持てることを始めたい |
【9】このアイデアが実現したら、誰が喜ぶと思いますか? ※想像できる具体的な誰かがいれば、その人について教えてください | ●行政●社会インフラ事業社●1次産業 ●市民 播磨の歴史・文化・食を活かし、地域が本来持つ魅力を引き出す。地域の人と外から来た人が、互いの経験や感性を交わすことで、新たな価値を創造でき、地元クリエイターや女性、若者にとっても、自分を表現し、スキルを活かせるチャンスに。人口流出や交通インフラの課題に対し、「関係人口の増加」を通じた打開策になり、小さく始めて続けられる仕組みなので、他地域への応用も可能です |
【10】どうしてあなたが、 今このアイデアをやるのですか? ※他の人でもなく、“自分”がやる理由があれば教えてください | コワーキングでは様々な世代が集っているが、大人も子どもも参加できるこども食堂のサポートし、地域で子供を育てる、大人も交流できる空間作りを行っている。全世代でやりがい生きがいを感じられる機会を増やしたい 人が少なくなる前に、この様な取り組みをもっと裾野を広げるために、新しい感性、そして、刺激的な感覚に触れることで、大きなブレークスルーを誘発させたいと考えている |
ステップ4:アイデアを事業にするための「名付け」
ご自身のアイデアを他の人に伝えるためには簡潔にまとめる必要があります。
ステップ1〜3の作業を踏まえ、改めてこのアイデアを事業として説明するための「名前」を付けてみましょう。
【11】簡潔に事業内容が伝わる呼称 =「事業タイトル」を書いてください。 ※30字程度 | 播磨共創未来コネクト 地域住民×デジタルノマドが織りなす持続交流の未来 |
【12】事業アイデアについての簡潔な説明文 を書いてください。 (初めての人に対して 一息で説明可能な文=エレベーターピッチを目指してください) ※100〜150字程度 | ひょうご・播磨の歴史・文化・食の魅力を基盤に、海外ノマド・全国の若者と地域住民が集い、小規模・低予算で継続可能な運営モデルを構築。異文化の斬新なアイデアが自然な交流と共創を促し、地域課題解決と社会インフラ充実へと繋がる新たな挑戦です <詳細> 1. ひょうご(播磨)地域ならではの魅力の発掘・発信 歴史・文化・食・アクティビティを活用し、デジタルノマドにとって魅力的な滞在環境を構築 2. 地域社会との交流・関係人口の拡大 滞在型イベントや異文化交流を促し、住民とデジタルノマドが自然に関わる場を提供 3. 持続可能な誘客戦略とインフラ整備 長期滞在を支える環境、コワーキング・コワーケーション施設の確保 |