【地域創生アイデア】山下大志(個人)

忍術を活用した活力・組織力・福祉の向上プログラム

アイデアシート

ステップ1:現状と理想の「ギャップ」を明確にする

今ある姿(=現状)と目指す未来(=理想)を具体的にし、そのギャップを埋める「解決方法」を考えるために記入いただいた内容です。

【1】今ある姿 [現状: As Is]
今の解決したい「お困りごと」は何ですか?
「誰が」「どのように」困ってますか?
←−−−−−−−−−−−−→
【3】現状と理想の
ギャップを埋める解決方法
【1】【2】のギャップを埋める解決策は何ですか?「誰が」「何を」することで解決できますか?
【2】目指す未来 [理想: To Be]
現状に対して、あるべき未来・目指す姿(=理想)はどのような状態でしょうか?
「誰が」(ペルソナ)
不登校、障がいなどの事情により、居場所がないと感じている人たち。
行政による支援対象にはならないが困りごとを抱えている人。
体験格差を感じている人、疎外感を抱いている人。
社会的に孤立、孤独の一歩手前にいる人たち。
モラトリアム。
生きがいややりがいを感じていない。
人とのコミュニケーションが苦手な人
コミュニケーション力向上してほしいと思う周囲の人
コミュニケーション向上支援をする人
「誰が」
気持ちに寄り添える大人
困難を経験した大人
様々な生き方に触れる機会
つながりづくりや場所づくりをする人
忍者
企業、人事
研修事業者
相談業、教育業
孤立のない社会。(絶望があっても死なない社会)
孤独≠悪
孤独=自分の人生を生きていると感じられる社会
孤独を望まない人がつながりを得て、つながりを基に安心して生きていける未来

孤立した時でも生き抜ける
自立型の個人と組織


孤独・孤立対策推進法(令和五年法律第四十五号)第十五条第二項の規定に基づき、孤独・孤立対策推進法施行 令和六年四月一日から

兵庫県では播磨町のみプラットフォーム設置

「どのように」
人と会うのが不安、恐怖。
自責の念が強い。人に頼ってはいけない。
相談できる人や行き場所、居場所がない。
生きる活力がない。
経験や学び、つながりを生む機会を奪われている。
困りごとが加速的に深刻化してしまう。
社会参加が難しくなっている。
実社会で活かされるコミュニケーション力が身につかない
コミュニケーション方法が分からない
「何を」
〇忍術によって困りごと解決
・ソフト(心)としての居場所創出に忍者・忍術の活用
・多世代との共同作業。協同感覚(道具作り、修行、ミッション)
・孤立≒自立
・生き方の視野を広げる。
・学びや体験を通した成長
・人格としての成長
・社会をつくる一員という視点
・チームビルディング
*ゆるやかな参加  地域とのつながり創出 
役割創出  多世代交流  地域課題解決
*忍者の観光資源としての利用も

ステップ2:現状と理想の「ギャップ」の解決策を具体化する

現状と目指す未来のギャップを埋めるための具体的なアイデアとして、要素別に構造的に洗い出していただいた内容です。

【4】資金源
解決策を裏付ける資金は「誰が」拠出しますか?「なぜ」そのお金を出してくれるのですか?
【5】技術・ノウハウ
解決策を裏付ける技術・ノウハウは何ですか?
「どうやって」それが可能となりますか?
また、その解決策が「他(他社・他の方法)よりも優れている点」は何ですか?
【6】人材
解決策を実行する人的リソース
「人材」はどのように考えていますか?
「誰が」
参加者の本人、保護者、寄付者
対策法に基づく事業費、企業研修予算
企業のCSR費用、弁護士会
教育委員会、

ハード
公民館、図書館、歴史文化施設、古民家、山、企業、制度
「どうやって」
・多事業とのコラボによるネットワーク化
・福祉的看板は出さない(ラベリングの解消)
・顔を出さなくても参加可能(覆面)、忍者名での参加により匿名性も高くなる。参加のハードルが下る。
・コンテンツとして、研修などのニーズに合わせたオーダーメイドプログラムの提供
・居場所づくり、つながりづくり、相談支援のソーシャルワーカーとしてのスキル→コンテンツにも含めていける
・セルフケアとして忍者ブリージング印の提供
・忍者修行の体験、学び
→忍者の教えに「生き抜く」「仲間」「人格」などが軸にある
様々な団体やプレイヤーとコラボしてイベントやプロジェクトを行う。

忍者関係は呼び掛け先あり。

道具づくり(竹)→三田ラボ(池田さん)

声かけたい
居場所づくりされてる方
野外体験の企画として取り入れたい方
加西気球クラブさん(忍者服で乗って上空偵察)

歴史施設の管理団体
コミュニティ支援活動団体

企業の人事
社会貢献事業者
「なぜ」
社会貢献のため
地域活性のため
貴重な経験のため(*1)
楽しみのため
学びのため
企業の健康経営のため
組織力向上のため
事業者として認定された場合
相談者としての協力

*1療育(障害のある子どもやその可能性がある子どもに対して、一人ひとりの特性にあわせて必要な支援を行うことをいいます)×忍術修行では、定員10名で募集したところ3倍ほどの応募あり
「他よりも優れている点」
忍者・修行をテーマにして、対象を困っている人に限定せずに集客することで、レッテルを気にせず参加できる。忍者修行の目的自体が、レジリエンスやコミュニケーション力を身に着ける内容を含んでいるため、福祉的な言葉を使わずとも目的達成ができる。

発達支援ガイドラインに則ったプログラムがある

戦の中で培われたサバイバル術や、仲間や人格を意識した忍者の教えを、現代に生きる様々人の役に立つコンテンツとして活用できる。

ステップ3:「自分事」として取り組む理由の再確認

企画力や事業性は後で育てられますが、「なぜその人がやるのか」という納得感と熱量だけは他人が作れません。自分自身に向き合って、正直に、誠実に、ご記入いただいた内容です。

【7】あなたがこのアイデアを考えるようになったきっかけや原体験は?
※実際に目にしたこと、悩んだこと、憤ったこと、心が動いた出来事など
自分が忍道を通して、福祉の向上に役立てられることを実感したことが始まり。そして、特に、社会福祉の現場で孤立している人の存在を肌で感じてきたと共に、ある日散歩中に、マンションから中学生の飛び降りてきた。周囲に家族・人がいる環境でも孤独を感じている現状を知った。そんな中、忍術×療育教室を2年間通して行い、成長や社会人としてのコミュニケーション力を身につける姿や、自ら課題を設定、挑戦し成功した時に体全体で喜ぶ姿をみた。
オンラインフリースクール講師での参加者から、顔を出す不安を抱えているという学びがあった。忍者・忍術を、様々な人にとって活用していってもらいたいと思うようになった。
【8】今の地域や社会について、
「このままではいけない」と感じていることは?
※その中でも、特に「どうにかしたい!」と思っていることを教えてください
子どもや若者が孤立して生きにくさを感じていること。相談できないこと。人の壁に立ち向かう気力の低下、変化への適応力や協調性に困難を抱えて社会にでざるを得ない状況。物事全般に無力感を抱いたり、自己効力感が低下している。そのような状況を自己責任して完結せざるを得ない社会。個人の自立と、社会人としての共存のバランスが難しくなっている現状。
【9】このアイデアが実現したら、誰が喜ぶと思いますか?
※想像できる具体的な誰かがいれば、その人について教えてください
楽しみを探している人、忍術や野外体験したい人、学校の勉強つまらない人、何か挑戦したい人、つながり欲しい人、支援で悩んでいる人。真剣に取り組める何かを探している人。コミュニケーション力向上、改善を望む人やチームビルディングの悩む人
【10】どうしてあなたが、
今このアイデアをやるのですか?

※他の人でもなく、“自分”がやる理由があれば教えてください
忍道という変わったことを真剣にやっている。そんな生き方もありだと思ってもらえたら嬉しい。「忍を以って和を成す」という忍道の理念と、日本の文化を継承していくことも目的のひとつにある。忍道の考え方や忍術を、人のため世のために活かすことが生きがいである。また福祉との共通点も身をもって感じている自分がやるべきこととも思っている。

ステップ4:アイデアを事業にするための「名付け」

ご自身のアイデアを他の人に伝えるためには簡潔にまとめる必要があります。
ステップ1〜3の作業を踏まえ、改めてこのアイデアを事業として説明するための「名前」を付けてみましょう。

【11】簡潔に事業内容が伝わる呼称
 =「事業タイトル」を書いてください。

※30字程度
忍術を活用した活力・組織力・福祉の向上プログラム
【12】事業アイデアについての簡潔な説明文
 を書いてください。
(初めての人に対して 一息で説明可能な文=エレベーターピッチを目指してください)
※100〜150字程度
忍術の教えや修行は、総合生活サバイバル術とも言えます。問題を抱える組織、困難を抱える個人が忍者という世界観の中で、問題や困難を解消していく力を育み、身に着け、実践していけるプログラムを提供します。