スローでローカルな「コアキナイ」のすすめ
アイデアシート
- ステップ1:現状と理想の「ギャップ」を明確にする
- ステップ2:現状と理想の「ギャップ」の解決策を具体化する
- ステップ3:「自分事」として取り組む理由の再確認
- ステップ4:アイデアを事業にするための「名付け」
ステップ1:現状と理想の「ギャップ」を明確にする
今ある姿(=現状)と目指す未来(=理想)を具体的にし、そのギャップを埋める「解決方法」を考えるために記入いただいた内容です。
【1】今ある姿 [現状: As Is] 今の解決したい「お困りごと」は何ですか? 「誰が」「どのように」困ってますか? | ←−−−−−−−−−−−−→ 【3】現状と理想の ギャップを埋める解決方法 【1】【2】のギャップを埋める解決策は何ですか?「誰が」「何を」することで解決できますか? | 【2】目指す未来 [理想: To Be] 現状に対して、あるべき未来・目指す姿(=理想)はどのような状態でしょうか? |
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「誰が」(ペルソナ) 西播磨地域の ・市町 ・地域住民 ・企業 | 「誰が」 ・地域、行政、企業などの協働プロジェクトとして、地域住民が主体となったチーム。 | ☆若い世代が地域で夢を持ち活躍できる環境の整った地域になる。 ☆この地域にとどまり(戻ってきて)チャレンジしたいと思ってもらえる場所になる。 ☆空き家や耕作放棄地、遊休施設の活用などの困りごとやその他のさまざまな地域課題の解決に向けてトライしていく風土となり、人口が減りつつも暮らしが豊かで持続可能なまちに変化していく。その中でゆっくりでも若い世代が集まりその輪の中心を構成してくれる。 ☆まずはモデル地区をつくり、事例を生み出しながら、それを将来的には横展開し、西播磨地域において河川流域及び交通網沿線沿い、播磨灘沿岸などのエリア全体でのつながりを生み出した活性化プロジェクトに発展させていく。 |
「どのように」 ・少子高齢化 ・若者の町外への流出 ・担い手不足 ・働く場所がない ・働く人がいない ・活躍できる場所がない。 | 「何を」 西播磨地域のつながりを生み出した活性化プロジェクトを進める。 ☆若い世代や子育て世代の夢を実現させるために起業やプロジェクトの始動を全力で応援、後押しをし、地域資源をフル活用しながら、人・モノ・地域をつなぎ合わせて実現させていく。 ☆週2・200万円を目指し、くらしの豊かさを生み出すスローでローカルな『コアキナイ』を生み出す。 |
ステップ2:現状と理想の「ギャップ」の解決策を具体化する
現状と目指す未来のギャップを埋めるための具体的なアイデアとして、要素別に構造的に洗い出していただいた内容です。
【4】資金源 解決策を裏付ける資金は「誰が」拠出しますか?「なぜ」そのお金を出してくれるのですか? | 【5】技術・ノウハウ 解決策を裏付ける技術・ノウハウは何ですか? 「どうやって」それが可能となりますか? また、その解決策が「他(他社・他の方法)よりも優れている点」は何ですか? | 【6】人材 解決策を実行する人的リソース 「人材」はどのように考えていますか? |
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「誰が」 ☆プロジェクト賛同者(企業、行政も含む) ☆参加費、宿泊費、受講料など。 | 「どうやって」 ☆企業、団体、行政と連携し、それぞれの特徴を活かしながら地域全体の力を結集した形で進めていく。 | 西播磨地域において、これまでの活動でご縁をいただいた様々な方にご協力いただいき、不足している部分を県のアドバイザーや【すごいすと】の登録者の中から支援していただく形で進めて行きたい。 〇西播磨地域の各市町 〇西播磨県民局 〇商工会、商工会議所 〇銀行 〇西播磨地域の企業、NPO 〇関連学部のある大学 〇地域活性化センター 〇ひょうご産業活性化センター |
「なぜ」 ☆西播磨地域で起業を目指している方を対象に起業支援プログラムを実施するビジネスキャンプを開催しその受講料として参加者から集金。 企業からの協賛金なども集めながら、講師謝金やプログラムに必要な費用を捻出する。 | 「他よりも優れている点」 〇「地域しごとサポートセンター」(起業相談)や「西播磨暮らしサポートセンター」(空き家・移住相談)の事業を実施されている佐用の【コバコ】さんでは、宿泊施設も併設されており、そこを拠点(ベースキャンプ)として活用する。 〇西播磨地域は、瀬戸内エリアの中心地。阪神地域から中国四国地方、北は京都から山陰地域まで幅広い地域の中心として交通網も発達しておりアクセスもしやすい場所である。このエリアの若き起業家が集まる場所にしていきたい。 〇西播磨地域には日本が抱える中山間地域の課題がたくさん存在している。横展開できる。 〇このキャンプを通して交流や学びの場を生み出しながら必要に応じて地域で活躍されている方(先輩起業家)を講師として招いてプログラムを構成する。また、この地の歴史や文化、地場産業や特産品なども活用しながら西播磨ならではの自然と共存した事業内容を目指していく。 |
ステップ3:「自分事」として取り組む理由の再確認
企画力や事業性は後で育てられますが、「なぜその人がやるのか」という納得感と熱量だけは他人が作れません。自分自身に向き合って、正直に、誠実に、ご記入いただいた内容です。
【7】あなたがこのアイデアを考えるようになったきっかけや原体験は? ※実際に目にしたこと、悩んだこと、憤ったこと、心が動いた出来事など | 地域創生は、単独の市町単位ではなく地域全体(西播磨地域)での取り組みが必要。 |
【8】今の地域や社会について、 「このままではいけない」と感じていることは? ※その中でも、特に「どうにかしたい!」と思っていることを教えてください | ☆協働のあり方。 ☆市民・行政・企業のつながり。 ☆合意形成と意思決定のプロセス。 |
【9】このアイデアが実現したら、誰が喜ぶと思いますか? ※想像できる具体的な誰かがいれば、その人について教えてください | 100年後の西播磨地域を創造する!!を目標に実施していきたいと思います。 西播磨地域で生まれ育った人、若い世代、これから生まれてくる子供たち、この地域に魅力を感じ、関わりたいと感じてくれる人たちなど、未来の西播磨地域に関わってくれる人達。 |
【10】どうしてあなたが、 今このアイデアをやるのですか? ※他の人でもなく、“自分”がやる理由があれば教えてください | 昨年度、『西はりま☆みらい会議』を主催して参加者の皆様からご意見やアイデアをいただいたので、それを少しずつでも実現していきたい。 |
ステップ4:アイデアを事業にするための「名付け」
ご自身のアイデアを他の人に伝えるためには簡潔にまとめる必要があります。
ステップ1〜3の作業を踏まえ、改めてこのアイデアを事業として説明するための「名前」を付けてみましょう。
【11】簡潔に事業内容が伝わる呼称 =「事業タイトル」を書いてください。 ※30字程度 | スローでローカルな『コアキナイ』のすすめ |
【12】事業アイデアについての簡潔な説明文 を書いてください。 (初めての人に対して 一息で説明可能な文=エレベーターピッチを目指してください) ※100〜150字程度 | 瀬戸内エリアのど真ん中!!京阪神、中国四国、山陰地域の中心地であるこの西播磨の地でスローでローカルな事業を志す起業家を応援し、地域や自然と『ともに生きる』くらしをデザインできる人材を育成するプロジェクトを実施します。 週2で200万を目指す(コアキナイ)スローな事業。 地域に土着し地域に根付いたローカルな事業。 そんなアイデアを持った起業家を集めてビジネスキャンプを開催し各自のビジネスプランをブラッシュアップする機会を作ります。 それにより西播磨地域で持続可能な地域づくりをビジネスの力で実現していく。 |