【地域創生アイデア】中村 保佑(労働者協同組合甲南げんき村)

多世代ごちゃまぜ居場所ネットワーク

アイデアシート

ステップ1:現状と理想の「ギャップ」を明確にする

今ある姿(=現状)と目指す未来(=理想)を具体的にし、そのギャップを埋める「解決方法」を考えるために記入いただいた内容です。

【1】今ある姿 [現状: As Is]
今の解決したい「お困りごと」は何ですか?
「誰が」「どのように」困ってますか?
←−−−−−−−−−−−−→
【3】現状と理想の
ギャップを埋める解決方法
【1】【2】のギャップを埋める解決策は何ですか?「誰が」「何を」することで解決できますか?
【2】目指す未来 [理想: To Be]
現状に対して、あるべき未来・目指す姿(=理想)はどのような状態でしょうか?
「誰が」(ペルソナ)
こどもからシニアまでどなたでも孤立孤独状況
「誰が」
地域でボランティアの活動を目指す方

地域に常設の誰でも利用できる居場所が小学校区に1つ以上できること
「どのように」
自分の居場所、心のよりどころが欲しい
「何を」
地域で居場所の拠点を確保し、常設の交流拠点を立ち上げる、そのための立ち上げ組織も。

ステップ2:現状と理想の「ギャップ」の解決策を具体化する

現状と目指す未来のギャップを埋めるための具体的なアイデアとして、要素別に構造的に洗い出していただいた内容です。

【4】資金源
解決策を裏付ける資金は「誰が」拠出しますか?「なぜ」そのお金を出してくれるのですか?
【5】技術・ノウハウ
解決策を裏付ける技術・ノウハウは何ですか?
「どうやって」それが可能となりますか?
また、その解決策が「他(他社・他の方法)よりも優れている点」は何ですか?
【6】人材
解決策を実行する人的リソース
「人材」はどのように考えていますか?
「誰が」
地域の企業
「どうやって」
現状の居場所連携のネットワーク組織立ち上げ
①現状の居場所運営者のご協力
②居場所サミット的なセミナーを開催し、居場所の人材確保
「なぜ」
住み続けられるまちづくりを
SDGS 11番目の目標

常設居場所の効果
①つながり
②健康
③助け合い
④経済
⑤地域活性化など
「他よりも優れている点」
その経験が15年間の居場所活動の実績がある

ステップ3:「自分事」として取り組む理由の再確認

企画力や事業性は後で育てられますが、「なぜその人がやるのか」という納得感と熱量だけは他人が作れません。自分自身に向き合って、正直に、誠実に、ご記入いただいた内容です。

【7】あなたがこのアイデアを考えるようになったきっかけや原体験は?
※実際に目にしたこと、悩んだこと、憤ったこと、心が動いた出来事など
自分の居場所が欲しかった
【8】今の地域や社会について、
「このままではいけない」と感じていることは?
※その中でも、特に「どうにかしたい!」と思っていることを教えてください
田舎から都市まで、地域のつながりの希薄化
【9】このアイデアが実現したら、誰が喜ぶと思いますか?
※想像できる具体的な誰かがいれば、その人について教えてください
地域の居場所のない方
【10】どうしてあなたが、
今このアイデアをやるのですか?

※他の人でもなく、“自分”がやる理由があれば教えてください
居場所を2か所15年間運営してきた実績から

ステップ4:アイデアを事業にするための「名付け」

ご自身のアイデアを他の人に伝えるためには簡潔にまとめる必要があります。
ステップ1〜3の作業を踏まえ、改めてこのアイデアを事業として説明するための「名前」を付けてみましょう。

【11】簡潔に事業内容が伝わる呼称
 =「事業タイトル」を書いてください。

※30字程度
多世代ごちゃまぜ居場所ネットワーク
【12】事業アイデアについての簡潔な説明文
 を書いてください。
(初めての人に対して 一息で説明可能な文=エレベーターピッチを目指してください)
※100〜150字程度
自分の居場所を求めている、こどもからシニアまで
多様・多世代の、週3回以上開設する、ごちゃまぜ交流拠点づくり。現在神戸新東部(東灘区・灘区)で常設型居場所10か所で、地元企業など10団体の支援を得て、5月から9月までの「ごちゃまぜカフェ」を実施しています。そのようなネットワークを近隣からさらに兵庫県まで広域に広がると嬉しいですね。